From: 大坪南美
ブースター(マグニファイア)とドットサイトの高さが微妙に合わない。ドットサイトが低すぎて頬付し辛い。安く解決でき方法ないのかな?ついでにおすすめの商品あったら知りたいな。
と言った疑問に答えます。
先日、ツイッターでも次のようなツイートしました。
マグニファイアとドットサイトの高さが合わない時など。高さを調整する方法は4つあります。ドットサイトマウント(またはスイングマウント)を変える、マウントレールを変える、ライザーマウントを挟む。お客様から相談されたときは手軽さ、選択肢の多さ、コストを踏まえてライザーをオススメしてます
— みなみ(つぼみアームズBLOG) (@tsubomi_arms) January 8, 2019
ご覧の通り4つの解決方法があるのですが、今回は更に深掘りしていきます。
↓
ドットサイトとブースターの高さを調整する方法
4つの解決策があります。
- ドットサイトのマウントを変える
- ブースター(マグニファイア)のマウントを変える
- ハイマウントレールに交換する
- 使っているレールにライザーマウントを噛ます
1つづ紹介していきます。
ドットサイトのマウントを変える
この方法が一番最初に思いつくと思います。沢山のマウントがあるので、予算があればデザインを変える点でも楽しい選択になるかもしれません。
他の方法に比べて、重さ増加も必要最低限で済みます。デメリットとしてドットサイトによっては、規格にが合わない場合があるので気をつけましょう。
ただ、案外選択肢が少ないです。結構ちゃんとしたブランドじゃないとマウント単体で販売していないからです。
事実、アマゾンを検索しましたが良さそうな商品は出てきませんでした。(マウント付きのドットサイトばっかり出てくる)
ハイブランドなメーカーだと一通り高さが揃っていることが多いですが、安価なドットサイトマウントは選択肢が少ないようです。
ブースター(マグニファイア)のマウントを変える
スイングマウントも単体で販売されています。他の方法に比べて、重さ増加も必要最低限で済みますが、ドットサイトのマウントより高価ですのでスイングマウント事態に不満がある場合を除いてオススメはしません。
もし、スイングマウントを交換する際はチューブ径が一致することを確認してください。一般的には30mmや1インチが多いです。
ハイマウントレールに交換する
銃についているレール自体を交換する方法です。シンプルな方法ですがデメリットとしては、全体の重量が重たくなるので気をつけてください。
使っているレールにライザーマウントを噛ます
お使いのマウントレールに下駄を履かせるようなイメージです。必要最低限のパーツで済むのでハイレールにするより重さの増加も防げます。
ドットサイトとブースターの高さを調整する4つの方法まとめ
というわけで、4つの調整方法を紹介しましたが、最後に簡単にまとめておきます。
↓交換対象 | コスト | 種類 | 手軽さ |
ドットサイトマウント | △ | △ | ○ |
スイングマウント | △ | △ | ○ |
ハイマウントレール | ○ | △ | △ |
ライザーマウント | ○ | ○ | ◎ |
こうしてみると、ドットサイトマウントを交換するか、ライザーマウントを交換するかの2択。現実的にもこの方法を取る方が多いと思います。
ドットサイトとブースターの高さを調整するならライザーマウントがおすすめ
個人的にはライザーマウントがおすすめです。
なぜなら、ライザーマウントを販売しているブランドなら基本3種類(少なくとも2種類)の高さを同時に扱っている場合多いので、ピッタリの高さが見つかる可能性が高いです。
実際、↓でオススメしているベクターオプティクスのライザーマウントも3種類のマウントを展開しています。
「でも、重たくなるんじゃない?」という意見もわかります。ドットサイトのマウント交換するより30~50グラムくらい重くなります。
ただ、ハイレールにするよりは重くならないし、ドットサイト本体でも数十グラムの違いは起こるので、さほど問題視する必要はないかと。
なので、高さを変えたいならライザーマウントをオススメします。
ドットサイトとブースターの高さを調整する為のおすすめ商品
最後に、おすすめ商品を紹介しておきます。
といっても、ドットサイトのマウントはT1タイプでも相性問題が発生しやすいのと、ハイマウントレールは正直、オススメできる商品がないのでスイングマウントとライザーマウントのご紹介しときます。
■スイングマウント:サイトマークスイングマウント
実銃用のメーカーのスイングマウントで、ガタツキもなくロック機構もないのでワンタッチでスイングできておすすめです。
ただし、レンズ中央までの高さは38mmの1種類しかないので、今お使いのスイングマウントの高さと比べて検討してみてください。
■ライザーマウント:ベクターオプティクス ライザーマウント
こちらも実銃用のメーカーなので、精度も悪くないです。3種類の高さから選べるので、ピッタリのサイズが見つかるはずです。
25mm、21mm、12mmの高さを底上げすることが出来ます。
というわけで今回は以上です。
今回は、ドットサイトとブースター(マグニファイア)の高さが合わないときの対処方法について解説しました。
ご参考になったのなら嬉しいです。
PS.ライザーマウントは、まとめて買うならアマゾンよりつぼみアームズ本店のほうが安いです。