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ホロサイトの経年劣化はなぜ起きる?対処法~未然に防ぐ方法を紹介

ホロサイトを使い続ける上で避けられないのが経年劣化です。

「せっかく性能は良いのに、劣化させない方法はないものか?」と気になりますよね。

そんなホロサイトに付き物である経年劣化は、簡単な心がけで防げることもあります。

本記事では、ホロサイトの寿命、経年劣化を防ぐ方法、経年劣化してしまった時の対処法を解説。

ホロサイトの劣化について正しく理解して、愛用品と長く付き合っていきましょう。

ホロサイトは経年劣化してしまう

ホロサイトは消耗品のため、経年劣化してしまうアイテムです。

ホロサイトの劣化として有名なアメーバ(レンズに出るモヤモヤ模様)も気になりますよね。

ここでは、ホロサイトの寿命を「レプリカ版」と「実物版」に分けて解説していきます。

レプリカ版ホロサイトの寿命

レプリカ版ホロサイトの寿命は、保存環境や使用状態により異なります。

劣化現象は以下の通りです。

外装に塗装を施している場合は、塗装がはがれてくることも劣化の1つ。

レプリカ版ホロサイトは、実物版に比べ安く購入できるので、短いスパンで買い直す人もいます。

実物版ホロサイトの寿命

実物版ホロサイトの寿命は、保存環境や使用状態の他、同一製品でも個体差があり明確な年数は断言できません。

雑に扱っているのに劣化しないものがあれば、丁寧に扱って劣化してしまうものもあります。

劣化現象は以下の通りです。

実物版ホロサイトはレプリカ版より性能が優れる反面、特有の劣化現象も起きてしまいます。

以下では、レコーディングと、レティクル輝度の2つを補足解説します。

レコーディング

まず、レンズのコーティングについてです。

レンズのコーティングがはがれると、細かい粒がレンズ上に浮き出します。

さらに悪化するとアメーバが表れるように。

アメーバはレンズの隅から表れますが、時間が経つとレンズの中央以外は全てアメーバで埋め尽くされることもある厄介な劣化です。

アメーバの劣化が嫌で、ホロサイト購入を辞める人もたくさんいますね。

レティクル輝度

次に、レティクルの輝度が落ちる、についてです。

稀にではありますが、電池残量とは関係なく突然レティクルの輝度が低下する、点灯しなくなることがあります。

原因が分かりづらく、一度なってしまうと回復が難しい厄介な劣化です。

ホロサイトの経年劣化を防ぐ3つの方法

ホロサイトの経年劣化を防ぐ方法には、以下の3つがあります。

一度買ったホロサイトは長く使いたいもの。

どれも難しいことではないので、今後から意識してみてください。

順に見ていきましょう。

日の当たらないところで保管

ホロサイトの経年劣化を防ぐ方法1つ目は、日の当たらないところで保管すること。

なぜなら、外装に紫外線が当たると劣化が早まるので、日光を避ける必要があるからです。

紫外線が原因で変色することがあるので注意しましょう。

特にプラスチック素材の場合、紫外線は大敵となります。

外においていてプラスチックの小物が腐食したのを目にしたことがある人もいるのでは。

ホロサイトを室外で保管している人は、室内に変更してください。

また、室内では、窓際ではなく押入れや引き出しの中など、紫外線を浴びないところで保管しましょう。

ブラシでケアする

ホロサイトの経年劣化を防ぐ方法2つ目は、外装をブラシでケアすること。

ブラシでこまめに磨くことで、腐食の原因になるホコリやチリなど汚れを落とせるからです。

汚れたままにしておくと、腐食しやすいので注意しましょう。

汚れがひどい場合は、家庭用のクレンザーを使って磨くことも可能です。

ただし、磨いた後はコーティング剤でのケアすることをおすすめします。

サバゲーから帰った後は、ホロサイトをブラシでケアする時間を確保してみてくださいね。

劣化しにくいホロサイトを選ぶ

ホロサイトの経年劣化を防ぐ方法の3つ目は、劣化しにくいホロサイトを選ぶこと。

ホロサイトの劣化速度は個体差もあり、どれを選ぶべきか判断が難しいところです。

しかし、レビューを参考に劣化しにくそうなものを買うことをおすすめします。

また、劣化の1つであるレンズ割れにも注意してみてください。

レンズカバーの取り扱いがあるかや、レンズの位置(奥まったところにあるか)は重要なポイントです。

レンズ割れする確率が変わってきますよ。

ホロサイトが経年劣化してしまった場合の3つの対処法

ホロサイトが経年劣化してしまった場合には、以下の3つの対処法があります。

既に経年劣化していてお困りの人もいるでしょう。

ホロサイトは消耗品なので、経年劣化してしまうのは仕方がありません。

内容を確認して正しく対処していきましょう。

部品を解体して手入れ

ホロサイトが経年劣化してしまった時には、自分で部品を解体して手入れする対処法があります。

解体して問題となる部分を見つけ、直せば良いだけです。

例えば、電源が入らなくなった時は、電源が入らない原因を解体して突き止められることも。

電池ボックスに異常が見つかれば、正常なものに取り替えられれば無事終了です。

とはいえ、取り替えると一言に言っても、部品が外国製であれば日本でなかなか見つかりません。

そんな時、部品を自作する強者も中にはいます。

部品を解体して手入れするのは、そういった解体作業に慣れた人におすすめな方法です。

「部品を解体して手入れなんてできない」という人は、次に説明する、修理や買い換えで対処しましょう。

修理に出す

修理に出してみることも対処法の1つです。

日本で修理に出せるお店がないか探してみましょう。

ただし、日本の正規代理店で購入していない、保証期間外になっているなどした場合は、日本国内で修理できないこともあります。

そのため、今後から購入の際は、修理はどうするかを確認しておくと安心です。

また、日本国内で修理できない場合は、海外のメーカーに直接問い合わせる必要があります。

ただし、輸入規制の関係で修理後必ず手元に戻ってくる約束をしてもらえないことも。

日本の正規代理店で修理できない限り、ホロサイトを修理に出すのは現実的な対処法になりません。

次に紹介する買い換えで対処しましょう。

買い換える

ホロサイトごと買い換える対処法があります。

部品の解体ができない人や修理場所が見つからない、見つかっても修理費が高いならば、買い換えが最もおすすめです。

ホロサイトを新しく買い換えたら気分のリフレッシュにもなりますよ。

なかには、「経年劣化が始まったら新しく買う」と始めから決めている人もいるほど。

中古品によく見られる劣化状態のホロサイトは、ローテーション方式を採っている人のものだった可能性もありますね。

また、買い換えの際は、ホロサイトだけでなく他の光学照準器であるドットサイトも候補に入れてみてください。

ドットサイトにはアメーバ劣化の心配はないのでその点は、安心です。

メリット・デメリットを比較した上で選びましょう。

まとめ

ホロサイトの経年劣化について、ホロサイトの寿命、経年劣化を防ぐ方法、経年劣化してしまった時の対処法を解説しました。

最後に重要なポイントをまとめます。

一度買ったホロサイトは、できる限り長く使いたいですよね。

ひとまず劣化しないための方法を実行していきましょう。

劣化が手に負えない時は、修理や買い換えも検討してみてください。