突然だが、私の趣味は監禁である。
今日の被害者は少し脂っこいくて触るとベタベタする。
こいつに塩を塗りたくり、乾燥した葉っぱをふりかければ準備は万端。
こいつを紙でくるみ、動けないようにラップで巻く。
暗くて冷たい場所で放置、いや拷問?。
とにかくコイツを寒くて暗いところへ閉じ込める。(これが重要)
それから三日後、そいつを外へ出してやるのだが、幸せな時間は長くは続かない。
ビシャビシャになった紙を交換(こんなに濡らしやがって)し、再度ラップでグルグル動けないようにする。
そして絶望の一言、
「また3日後な」
3日後、悲劇は約束通り繰り返された。
そして、最初の監禁から10日が過ぎた頃。
私の監禁がフィナーレを迎える。
↓
完成したのは、パンチェッタ!
というわけで、一度作ってみたかったパンチェッタを作ってみました。
豚バラブロックに塩とハーブをまぶしてキッチンペーパーにくるみ、それがズレないようにラップで固定。約10日で出来上がりました。
それをに定期的ににくから出る水分を吸ったキッチンペーパーを取り替えるという手間はあるものの、基本は放置で完成。
というわけで開封の儀を経て塊の肉のスミを薄くスライスし、フライパンで炒め、菜箸でそのまま掴んで口に運ぶ、、、
「くはああ美味い!」
買ってすぐ食べる豚肉とはぜんぜん違う!
甘みが強くて、その脂の甘味と乾燥ハーブの代わりが口いっぱいに広がる。
噛めば噛むほど脂が口の中で踊る踊る。
飲み込むのがもったいないとはこのことか!?
いやぁ手塩にかけて育てたかいが合ったってもんだ。
大して手間はかかってないが、出来上がりを待つ時間が食べることに対するワクワクを増幅させる。
あなたにも経験がないだろうか?
かねてから欲しかった装備を予約。
お店に入荷し、我が家に届くまで配達業者の情報が更新されるのをまだか?まだかと仕事の合間にリロードを繰り返す。
そんなときに限って仕事は残業。このままでは今日受け取れない。
はぁあああ!(絶望)
家に変えると案の定、不在通知。
やむなく明日の午前中に指定する。
ワクワクとイライラが入り混じったその瞬間はまさしくその商品への興奮が高まっている。
会えない時間が愛を育てるとはよく言ったもんだ。
やっと会えたねパンチェッタ(❤)
なにもつぼみアームズからの発送が遅れても許してくれと言っているわけではない。
2018/10月現在、配送業務はAmazonに委託しているので、埼玉または大阪の倉庫にうちの在庫は保管されている。
注文が入れば基本即日出荷される。
なのでつぼみアームズで注文しても愛を育てるほどお待たせすることは少ないかもしれない。
ご了承願う。
追伸
自分も監禁が趣味だという、あなたの為に、レシピをご紹介しておきます。
【必要なもの】
- 豚バラブロック:好きなだけ(私は600g用意)
- 塩:肉の重さの3%(渡しの場合は18g=600gx3%)
- 乾燥ハーブミックス:肉にまんべんなく行き渡るくらい
- ブラックペッパー:
- キッチンペーパー
- ラップ
【手順】
- 肉に塩をすりこむ
- 肉にハーブとブラックペッパーをすりこむ
- 肉をキッチンペーパーで巻く
- キッチンペーパーを巻いた上から強めにラップする
- 3日後、肉から水分が出てキッチンペーパーが吸っているので交換する(※)
- 6日後、肉から水分が出てキッチンペーパーが吸っているので交換する
- 9日後、肉から水分が出てキッチンペーパーが吸っているので交換する
- 10日後、食べる
(※)一番重要
食べ方は、薄くスライスしてフライパンで焼く(シンプルに美味い)
厚めにスライスしてスープに入れる(ポトフとか)
あら目に刻んて強めに焼いてカルボナーラ(至福)
基本はベーコンとかと同じ使い方をすれば間違いはない。