今回はsotac ドットサイトをデザインだけでなく、実際の使用時に問題ないのか使用感含めてレビューします。
sotac ドットサイトはaimpoint micro T2のレプリカ品でデザインは実物を模して優れている一方で、性能面ではコスパが劣ることもあります。
sotac ドットサイトを開封
sotac ドットサイト T2レプリカを開封していきます。まずは箱の外観から見ていきましょう。箱はレプリカドットサイトでよく見かける箱で、意外と質感はよくドットサイトを保管しておくにはちょうどいいかと思います。
同梱物は、
- 本体
- GEISSELEタイプのレプリカマウント
- 六角レンチ
- 小型のマイナスドライバーの様なもの
- CR2032ボタン電池
- クリーニングクロス
- オマケ(猫のフィギュア)
です。購入サイトを見ると電池は付属しないとのことでしたが今回は付属していました。おまけに関しては金色の外からは見えない袋に入っており、おそらく中身は完全にランダムです。
見た目は特に目立った傷や塗装ムラなどもなく少し光沢のある黒色です。うっすらとAimpointのロゴが入っています。完全に実物と同じかは分かりませんがなかなかかっこいいです。
GEISSELEタイプのマウントが付いておりハイマウントにすることができます。
側面についてある小さい2つの突起が付いたダイアルのカバーを外しそのカバーの突起をダイアルにはめて回してゼロインするようです。
電池は光量調整ダイヤル(INTENSITYとかいてある)をコインやマイナスドライバーなどで空けて入れます。
sotac ドットサイトの使用感をレビュー
まずはマウントを使わずにサイト本体のみをHK416に装着してみました。そのままだとだいぶ低い位置マウントがついているように見えます。実際に覗いてみると低くて覗けないです。
次に付属のGEISSELEタイプのマウントを装着してみました。見た目もちょうどよくなり実際に覗いた時も覗きやすい高さでした。後ろにマグニファイアを着けてみてもいいかもしれません。
このドットサイトは対物レンズ側にルビーコートが施されております。
実際に覗いてみるとこんな感じです。レティクルはシンプルにドットのみで光量は12段階で調整できますが家の中でも視認できるのは3くらいからで、屋外では光量11~12くらい必要で、日差しが強い場合はかなり見づらいと思います。
また、レンズを覗いたとき、レンズは若干青みがかかっていますがそこまで気にはならないかなと思います。少し映り込みもあります。
操作してみた感じは光量の調節も容易にでき、銃への取り付けも付属のGEISSELEタイプのマウントをサイト本体に装着していれば簡単にできるのでその辺は使いやすいかなと思いました。
また、M4系のライフルに装着した場合、個人的には非常にちょうどよい高さで覗けるので咄嗟に構えても覗きやすかったです。一方、ゼロインはちょっとしづらいかなと思います。本体に付属しているものでできるので工具を用意しなくても良いのはいいですが小さくて回しづらいです。
sotac ドットサイトのレビューまとめ
見た目も良く、Aimpoint T2 とGEISSELEのマウントがよく再現されておりまず見た目は満足です。性能面では光量がもう少し余裕があれば野外でも安心して使えるかと思います。レンズも少々青みがあったり映り込みがありますが使えない程ではないかと思います。
個人的にはGEISSELEタイプのマウントを使用しHK416に装着した時に高さがちょうどよく覗きやすかったのでまた使いたいなと思いました。
以上から性能はまあまあでAimpoint t2の見た目が安くほしい!という方やM4系に装着したいという方におすすめのドットサイトです。
コスパを求めるならレプリカは合わないことも…
まずはレプリカは実物を製造しているメーカーからは黙認されているだけのグレーゾーンの商品であることは理解しておきましょう。
また、レプリカは製造元や品質が不確実なので、今回レビューしたものとは商品を購入した時期や場所によって内容が異なる可能性があることも理解しておきましょう。
このAimpoint T2の見た目を安く欲しいという方にはたしかに、この商品はおすすめです。しかし、正直、性能を求めるのであればこの商品も使えなくはないですが、 Vector optics のマーベリックの方が安い上に性能も上です。特にレンズのクリアさが違いますし映り込みがほぼないです。
- 安く欲しければマーベリックのGen.1
- T2に少しでも見た目を近づけたければマーベリックのGen.2
- より性能を求めるのであればマーベリックのGen.3
を選択するといいと思います。