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HOLOSUNモデル選び 太陽電池・自動調光いる?いらない?問題

 

先日、形で選ぶHOLOSUNとして↓の記事をアップしました。

3000個以上HOLOSUNを売った私が提案する失敗しないモデルの選び方【デザイン編】

沢山の方に読んでいただいて嬉しかったので、続いてよくあるお問い合わせで頂く「太陽電池・自動調光」についてまとめて行きます。

具体的なモデルで言うと、

HSXXXC

って具合に、末尾にCが付くものは「太陽電池・自動調光機能」が付いています。

この”C”を選べばいいか、選ばなくても良いのか、読んでもらえれば分かるようになるはず!

 

では、↓

HOLOSUNの太陽電池・自動調光のメリット

太陽電池機能のメリットは電池交換がすくなること

太陽電池が付くことのメリットは書かなくても分かると思うので、さらっとだけにしますが、当然「バッテリー寿命の延長」です。
ボタン電池と太陽電池のデュアル電源で運用できるので、ボタン電池だけで運用している場合に比べ、当然トータルのバッテリー寿命が伸びます。

なので、「電池交換めんどくせぇ!」という方とっては、非常にありがたい機能。
ただ、これにはHOLOSUNならではの反論も有るので、そのへんはデメリットでお伝えします。

自動調光機能のメリットは光量調整の手間を省くこと

自動調光のメリットを発揮する環境は、

「屋内外を多く出入りする場合」

と一般的には言われております。

 

つまり、周囲の明るさが頻繁に変わる環境に置いてメリットを活かせる訳ですね。

周囲が明るければ、光量を上げてレティクルの視認性を高め、
周囲が暗ければ、光量を下げて、レティクルの視認性を弱める。

そうすることで、環境においじた使い分けが可能となります。

 

Twitterでアンケートを取ってみました。

母集団はそんなに多くないですが、自動調光については「いる/いらない」と思っている人は半々くらいのようですね。
わずかに、「いらない」の方が上回っています。

 

HOLOSUNの太陽電池・自動調光のデメリット

太陽電池機能のデメリットはないけど、ホロサンの場合はさほど重要ではない

太陽電池に関してはあくまでも

「HOLOSUNの」

という、前提でいうと 不要 だと思ってます。

 

それには理由があって、もともとの電池寿命で必要性が大きく変わるからです。
HOLOSUNの場合、全てのドットサイトは最大50,000時間のバッテリー寿命を持っています。

HOLOSUNのドットサイトを作る工場のLED技術やレーザー技術は中国でも指折りの性能を持っていて、規模も中国最大級。一般産業用にも世界中へ製品提供しています。50,000時間の長時間寿命も納得の実績ですね。同社のグリーンLEDの場合は電池寿命は100,000時間で更に長期にわたって光り続けます、、、

 

もちろん、”最大”なので、光量を強く使い続けたらそれよりは下回ります。
では、仮に半分くらいしかバッテリーがもたなかったらと考えても、25,000時間。

日数にすると、

1,041日

年数にすると、

2年と8ヶ月

 

半分の時間で計算しても、この数字なので、正直バッテリーにお腹いっぱいってレベルなんです。
というわけで、太陽電池に関してはいらないんじゃないかな~。

自動兆候のデメリットは好みの明るさにならない可能性もある

どのメーカーの自動調光も同じですが、自分の好みの明るさにならないこともありますよね。
なぜなら、人によって

「レティクル見失いたくないから明るめで運用したい」

って人もいれば、

「レティクルで対象物が隠れるのが嫌だから控えめで運用したい」

って人もいるから。さすがにそこまでのニーズに自動調光機能は答えてくれません。

 

あとは周囲の明るさも、

・自分の場所が明るいけど、対象物があるところは暗い(その逆もしかり)

みたいな環境の場合も、的確な明るさを表示できなかったりしますよね。

あとは、自分で光量を調節する手間と、自動で調整するけど自分の好みの明るさではない可能性もあるというリスクを天秤にかけて選ぶのがよろしいのではと思っております。

【お客様に言われて気づいた隠れたメリット】太陽電池・自動調光があるモデルは見た目がスッキリする

ここまで、機能的なメリット・デメリットをツラツラ書いておりました。
私もお客様に聞かれるとこんな感じでお答えしておりました。

でもある日、こんなお客様に出会ったんですよね。

「自分は、自動調光使わないけどCモデルを選びました」

え!?なんで。と思いました。
太陽電池不要論は上記でお伝えしたとおりで、その上自動兆候使わないなら単に割高になってしまいますもんね。
でも、その答えを聞いて納得いたしました。

太陽電池・自動兆候があるモデルは見た目がスッキリ

どういうことかというと、こちらをご覧ください。

 

左:HS503C、右:HS503GU

 

僅かな違いですが、xxxCモデルに比べて、xxxGMモデルのほうが視界が狭いですよね。
なぜかというと、GMモデルはサイドにバッテリー収納が設置されているからなんです。

モデル:HS503GU

 

モデル:HS503C

一方、xxxCモデルは?というと、こんな具合。

電池の収納場所の問題でこのように視界の広さに差が出てるんですよね。

xxxCのようにドットサイト本体にバッテリー収納部があることで「電池交換がしにくい」というメリットもありますが、前述したとおり電池を交換するタイミングが5年に一度とかなので、大きなデメリットではないと考えています。

ちなみにHS403Bは自動調光ありませんが、ドットサイト本体にバッテリー収納部があるのでスッキリとした視界です。

まとめ

いかがだったでしょうか?
本日は、HOLOSUNの太陽電池・自動調光機能の「いる?」「いらない?」の疑問にお答えしました。

個人的な意見を申しますと、まさに出会ったお客様と同じで、

「自動調光は使わないけど、見た目がスッキリするからxxxCモデルを選択する」

って感じ。
ご参考になれば幸いです。