ナイトビジョンに使用するのヘルメットマウントはどれを選べば良いのか【GSCI社製】
ナイトビジョンをヘルメットに取り付ける時、GSCIのマウントってどれ選んだら良いの?どれを選んでも一緒なの?
という疑問にお答えします。
結論から言うと、あなたが何かしらの任務を負っているわけではないなら、あなたとナイトビジョンの保護を優先するマウントを選択したほうが良いです。
この記事では、もうちょっと深掘りしつつ、GSCI社が提供するヘルメットマウントの種類・特徴と、おすすめのモデルを紹介します。
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ヘルメットにナイトビジョンを取り付けるには【そもそも】
※そもそもの話なので、知ってるよ!という人はこの項目は飛ばしてください。
ヘルメットにナイトビジョンを立ける方法は2種類あります。
- シュラウド(台座)に固定する方法
- ストラップとハーネスを使って固定する方法
シュラウド固定
ストラップ&ハーネス固定
シュラウドに固定する場合、まず、シュラウドをヘルメットに固定する加工を行うか、もともとシュラウドがついているヘルメットを購入する必要があります。
ストラップとハーネスを使って固定する場合、基本的にはどんなヘルメットにでも取り付けることが出来ます。
GSCIのヘルメットマウントの概要
GSCIは特性が違う、2種類のマウントと、前述のシュラウド固定、ストラップハーネス固定、それぞれのマウントを提供しています。
それぞれ、ヘルメットマウントの見た目には大きな違いはありません。
※ヘルメット自体は付属しません。
※単眼タイプのナイトビジョンをヘルメットに固定するために、別途マウント以外にもJ-Armを用意する必要があります。
714XMモデルの概要
714XM-SR
714XM-C
ナイトビジョンへの衝撃に耐えて動かない特性をもつ、ヘルメットマウントです。
使いやすいネジ構造により、フリップアップマウントの張力を完全に制御することができ、戦術的活動中に光学機器が所定の位置からずれてしまうことを防ぎます。
714LPモデルの概要(おすすめ)
714LP-SR
714LP-C
ナイトビジョンへの衝撃を受け流す特性をもつ、ヘルメットマウントです。
マウントは折りたたむと、ヘルメットの輪郭に沿って動きます。また、光学機器がぶつかったり、衝撃を受けた際には、暗視ゴーグルと使用者を保護するため、フリップアップマウントが折りたたまれ、直立位置に固定されます。
末尾SRモデルの概要
714XM-SR
714LP-SR
ヘルメット側のシュラウド(台座)に取り付けることが出来ます。Cモデルと違って、シュラウドのないヘルメットには取り付けることが出来ません。
末尾Cモデルの概要
714SM-C
714LP-C
ストラップとハーネスでシュラウド(台座)のないヘルメットにも取り付けることが出来ます。
シュラウド(台座)に取り付けすることも出来るので、SRの完全上位互換と考えて大丈夫です。その分は値段は、16,000円ほど高くなります。
仕様・スペックの違い
714XM | 714LP | |||
末尾 | SR | C | SR | C |
シュラウドなしヘルメットの取り付け | × | ○ | × | ○ |
NVの高さ調整 | ○ | ○ | ○ | ○ |
NVの跳ね上げ機能 | ○ | ○ | ○ | ○ |
NVの角度調整 | ○ | ○ | ○ | ○ |
NVとヘルメットの距離の調整 | ○ | ○ | ○ | ○ |
重さ | 163g | 349g | 60g | 185g |
素材 | ST-801ナイロン | アルミ合金6091-T6 |
||
単眼タイプの取り付け | 別途J-Armが必要 | |||
ゴーグルタイプの取り付け | J-Arm不要 |
*S-Armを除いた重さです。
ナイトビジョンとマウントを固定する方式の違い
最後に、ナイトビジョンとマウントに固定する際、2種類の方式があります。
- ベヨネット方式:爪を差し込み、ひねって固定するタイプ
- ダブテール方式:蟻継ぎのような仕組みで固定するタイプ
ナイトビジョン本体によって選択を変える必要があります。両方とも対応しているモデルや、ある程度互換がありますが、片方にしか対応しないモデルもあります。
最後にまとめると、こんな感じです。全部で8種類あります。
特性 | シュラウド不要 | 固定方式 | |
XM-SR-D | 任務遂行重視 | ダブテール | |
XM-SR-P | ベヨネット | ||
XM-C-D | ○ | ダブテール | |
XM-C-P | ○ | ベヨネット | |
LP-SR-D | 安全性重視 | ダブテール | |
LP-SR-P | ベヨネット | ||
LP-C-D | ○ | ダブテール | |
LP-C-P | ○ | ベヨネット |
どれを選んだら良いか?ですが、LPモデルが良いかなと思います。日本で使う分には、安全性を重視しない理由がないからです。
LPモデルも4種類ありますが、ハーネス&ストラップ有りモデルは、68,000円、無しモデルは52,000円なので、大きな違いを感じないのであれば、有りモデルのCを選んでおいたほうが後悔が少ないと思います。
あとは、ネイトビジョンに合わせてダブテールかべよネットを選択すればOKです。
あと、マウントや、アームはレプリカでいいや!と思う人もいるかも知れませんが、それはおすすめしないです。
その理由は、レプリカ製品は配線やスイッチがダミーであることが殆どで、実物のナイトビジョンにつけても、使えないことがあります。
そもそも、レプリカ品は、ナイトビジョンの重量を取り付けることを想定されていないので、使ってると基部が折れたり、シュラウドが割れたりする事があります。
高価なナイトビジョンを壊してしまう原因にもなりますので、マウントやアームはレプリカではなく、実物で揃えることをおすすめします。
というわけで、今回は以上です。GSCI社が提供するナイトビジョン用ヘルメットマウントについて紹介しました。
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