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EOTech 558(EXPS3)のレプリカをレビュー!

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現在フリーランスという名の主夫。 エンタメ業界を細々とタイトロープしてます。 主な仕事は家事全般。あと、加工してポン付け。

官民問わず広く使用されている光学機器で、人気を二分するホロサイトとドットサイト。

今回は、外見上のアイテムとして使用されることも多い、ホロサイトのレプリカモデルをレビューしてみたいと思います。

EOTech 558(EXPS3)

ホロサイトと言えばEOTech。厳密には他にも生産しているメーカーはありますが。

今回のレプリカホロサイトのパッケージに記載されている型番は558…なのですが、形状的には EXPS3系のようです。

レプリカならではの洗礼を早々に浴びることになりましたが、EXPSシリーズは本来どのようなものなのでしょうか。

EXPS系は、従来の5xx系やXPS系と比較すると、レンズ位置が高く(7mm)なっています。

これは、ATPIAL(Advanced Target Pointer Illuminator Aiming Light/Laser)と言われる、PEQなどのレーザーモジュールを使用する際に干渉しにくくさせるためと、Lower 1/3 iron sight co-witness、(M4A1等の)アイアンサイトと併用した場合、アイアンサイトよりも高い位置にレティクルが表示され、視野を広く使うためです。

アイアンサイトはレンズの視界内で下部1/3に表示され、バックアップサイトとしても使用できます。

また、マグニファイヤーとタンデムでマウントしやすいように全長も短くなっていて、併用時の操作性向上のために、従来のホロサイトでは後部にあった操作ボタンをサイドに移動させています。

実物のEXPS3は、NV対応でQD(Quick Detach)スルーレバー式の固定方法になります。

EOTech 558(EXPS3)レプリカを開封

今回のレプリカホロサイトの同梱物は、一例として下記の通りでした。流通経路や製造元の違いで、同梱物が変わる可能性があります。

パッケージ

■マニュアル
使用方法や性能、仕様が書かれた紙のマニュアルになります。

■EOTech 558 EXPS3 レプリカ
レプリカホロサイト本体になります。ビニール袋に包まれていました。

■レンズ拭き
レンズクリーニング用の布になります。

■スコープカバー
布製のホロサイト本体用カバーです。

EOTech 558(EXPS3)レプリカの使用感

外見

比較的実物に近い外見という印象をうけました。大きな差異としては、警告シールの形状が現行の物と違ったり、実物ではフードがトルクスボルトで固定されていますが、レプリカではヘックスボルトだったり、QDの調整用ネジの形状が微妙に違う、というあたりでしょうか。

電池

CR123を1本使用します。+と-の方向は、底面のシールや電池ボックスの蓋に記載されています。

レンズ

対物側は映り込みがあるミラーコーティングで、接眼側はレティクルの視認性を高めるために若干暗めのコーティングとなっていて、一般的なレプリカドットサイトと同様の印象でした。

対物側、前面からレティクル表示用のLEDの光がバッチリ見えるタイプです。

操作ボタン

マグニファイヤとの併用を考慮して、本体左側に集中しています。実物ではNVボタンを押すと、ナイトビジョン使用時用、低輝度のレティクルに切り替わりますが、このレプリカホロサイトの場合はレティクル色の切り替え用ボタンになっていました。

押すたびに、レティクル色が赤と緑に切り替わります。下矢印と上矢印は、レティクルの光量切り替え用で、(多分)19段階の調整が可能なようです。

この個体では、最大光量から5段階程度下までが実用になりうる明るさでした。電源は光量UPもしくはDOWNを押すとONになり、UP/DOWNボタン両方同時押しでOFFになります。

レティクル形状

現行の実物はモデルコードで3種類存在し、レティクル中心部が1ドット、2ドット、4ドットの物に別れています。

このレプリカホロサイトではレティクル中心部が2ドットの物を模しているようですが、近距離の照準で使用する外円の下部が切れていました。

レティクル色

実物のレティクルカラーは特別なモデル以外赤になっていますが、このレプリカホロサイトではNVモードのボタンを押すたびに、赤と緑が切り替わります。

レティクルカラーが変更できるドットサイトには余り良い印象はないのですが、こちらもまたその例にもれず、という感じでした。赤よりは緑の方が、比較的視認性は高いかもしれません。

ヴィンテージとエレベーション

本体右側に、ドライバーやコインなどでレティクルの左右、上下調整用ネジがあります。

調整範囲が実用的になるかどうかは、個体によるものが大きく、今回の物は右寄り気味で、左側にはあまり調整できませんでした。

ネジの回転はクリック感が無く、抵抗もなしにスルスルと回ります。どこからどこまでの回転、というのも全くわかりませんでした。

QDスルーレーバー

レイルへの本体の固定は、QDスルーレバーで簡単に行えます。固定の微調整は、適度にクリック感のある本体逆側のネジを使って行うことができました。

セットアップ例

EOTech 558(EXPS3)レプリカのまとめ

今回紹介したEOTech 558(EXPS3)のレプリカホロサイトは、ハイマウント、サイドスイッチのホロサイトの外見が自分の保有する銃器とマッチングする人には良いかもしれません。

いわゆるホロサイト風ドットサイトなので、実用とするにはゼロインが自分の使っている銃器で可能かどうか、レティクルの輝度が高いかどうか、良い個体、あたりの個体を購入できるかどうかにかかっているかと思います。

サバイバルゲームで使うならば、屋外フィールドで晴天時、日光が強すぎない状況でしょうか。レンズに周りの風景が映り込むので、そこが気になる方にはお薦めできないかと思います。

また、レプリカはそもそもメーカーからは黙認されているグレーな代物であることを理解しておきましょう。今回のように購入した型番とまったく異なるものが届くこともありえます。

使用頻度が高く、ある程度の出費も覚悟が出来る方でしたら実物…というのもありかもしれません。正規代理店経由の物だと、保証期間も長く満足度は高いかと思います。

 

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