ブログ「4039 JETTINGS」4039さんにインタビュー!
今回は、ブログ「4039 JETTINGS」を運営されている4039さんにインタビューをさせていただきました。
4039さんの好みの装備である、米陸軍特殊部隊(グリーンベレー)装備の魅力や、仕事で滞在中の中国におけるトイガン事情などについて、いろいろなお話を伺えました。ぜひ最後までご覧ください。
今回取材する4039 JETTINGSさんの基本情報
ハンドルネーム | 4039 |
ホームぺージ | 4039JETTINGS |
コロナ禍でサバイバルゲームの参加は激減…
コロナ禍になる以前は、1~2ヵ月に1回程度はサバイバルゲームに参加していました。
コロナ禍となった今は、サバイバルゲームに行くのは1年に1回以下です。
雰囲気も大切にした初期アフで市街地フィールドをプレイ
最近といいますが、装備の好みとしては、10年近くずっと2000年代の米陸軍特殊部隊(グリーンベレー)装備を集めています。
サバイバルゲーム中は日本人っぽさを薄くするために、100均で買ってきた材料だけでDIYした付け髭を装着してプレイしています。
サバゲでのお好みのスタイルは、正面で撃ち合いながら前線を押し上げたり、迂回して裏取りしたりなど、とにかく攻めに回って動くのが好きです。
スタートダッシュをしているときの高揚感は、何度やっても飽きません!
プレイするなら市街地フィールドが好みです。
森林等に比べて初見の参加者でもフィールドに順応しやすく、コミュニケーションが取りやすくてチームが共闘感を得やすいのが良いですよね。
また、自分が3CやUCP迷彩の装備が好きなので、市街地フィールドの方がそういった装備と相性良いと思っています。
中国で盛り上がるトイガンに注目!
現在仕事の都合で中国にいるのですが、中国では最近は軟弾銃、つまりナーフ類似のスポンジ弾を発射するトイガンが、怒涛の盛り上がりを見せています。
数多あるトイガンのなかで、最近導入した思わず唸った完成度の高い銃をご紹介します。
ひとつめは、AKA 870というエアコッキングカート式ショットガンです。
レミントンM870を模しており、日本の有名メーカーのM870エアガンと比べても遜色ないリアルさと性能を有しているのが魅力です。
ナーフ弾用の構造ですが、BB弾発射可改造も比較的容易で、実践されている方もSNS等でよく見かけます。
もうひとつは、パワーソース無しでブローバックして排莢し、レーザーを照射できるハンドガンです。
既に複数社がいくつかモデルガンを発売しており、私は乖巧虎というメーカーのUSPを所有しています。
形状、作動、質感等国内メーカーのモデルガンやガスブローバックガンにまだまだ及びません。
しかしながら、火薬やガスの準備無しで非常に手軽にアクションが楽しめます。さらに受光ターゲットを用意すれば室内~200m先まで的当て遊びができます。
中国トイガン市場は、現在BBエアガン(及びBB弾代替として登場した水弾という吸水ポリマー弾ガン)が規制されています。
その代わりに、ご紹介したようなギミックに凝った軟弾銃やレーザー銃が物凄い勢いで発達してきていますので、今後要注目の市場だと思います。
実際に装備されていたアイテムはかなり希少!
これは手に入れたいけれど手に入らないだろうな、と思う初期アフ装備ですが、OUTDOOR RESEARCHのPS100インナーグローブで、SかMサイズのものですね。
こちらは、2001年末アフガンのミリフォトで、第5特殊部隊グループの隊員がはめていた手袋です。
薄手のフリースの手袋なので毛玉だらけだったり破れたりがほとんどで、状態の良いものはオークションサイト等でも数年レベルで見かけていません。しかも自分に合ったSサイズかMサイズとなると絶望的ですね…。
いつか手に入れたい!と思う初期アフ装備は、SPEAR王道アイテム一式(BALCS、ELCS、UM21のWL/3CとLEP一式)でしょうか。
正確にはBALCS+LEP一式ですね。BALCSは、Body ArmorとELCS、UM21の3つを指しています。
現状7割方集めることができていますので、焦らずコツコツとコンプリートに向けて揃えていきたいです。
いつか全部並べて記念撮影したいですね!
理想のフェイスガードが見つからない…
装備の雰囲気を損なわないままで、安全を確保できる顔面保護グッズを模索し続けています。しかしながら、いまだに完璧と思える解決策が見つけられていないのが、困っていることですかね。シューティンググラスのみといった、雰囲気を重視する装備にしてしまうと怪我のリスクが高まります。もしそんな装備で、自分が怪我をしてしまったら相手は興醒めしてしまうでしょう。逆に、自分の撃ったBB弾で相手を怪我をさせてしまう不安もあります。
自分自身は言わずもがな、一緒に遊んでいる方にも不愉快な思いをさせてしまうことが無いような、理想の装備が見つけられていないのが悩ましいです。
サバイバルゲームも環境への考慮が必要になってくる
現状のエアガン遊びでは、BB弾が高速で飛び交う試合になりますので、どうしても物理的な危険が伴いつづけます。
さらに、昨今盛り上がっているSDGsの風潮から、温室効果ガスやBB弾といった人工物をいたずらに野山等にバラ撒く行為に対して、社会的な風当りはより厳しくなっていくと想像しています。たとえそれがバイオ素材由来であっても、です。
赤外線等の人体に悪影響のない光線照射や受光機型のトイガンの開発が進み、俗に言う「サステナブルな」サバイバルゲーム環境が整備される事を期待しています。
また、光線銃になることで、装置のパラメータ設定で銃種による性能差を表現したり、ゾンビ問題も改善でき、よりゲーム性と公平性の高いサバイバルゲームが実現すると思います。
トイガンも1J弱の威力でBB弾を発射する必要が無くなれば構造や動力に余裕が生まれるはずです。
そうなれば、よりリアルな形状にしたり、リコイルを強くしたり、発射炎や煙を表現したりなど、多種多様な凝ったギミックを搭載したトイガンが生まれる可能性も高まるのではないでしょうか。
また、先述した顔面保護問題も解消し、お気に入りのシューティンググラスや、BB弾が当たったら痛い半袖Tシャツのような軽装でも気軽にゲームに興じる事もできるようになりますよね。
危険性が下がる事で未成年でも安全に遊ぶことができ、親子連れや中高生が、よりカジュアルにサバゲを愉しめるようになると思います。
未成年や子育てでサバイバルゲームから離れていた層を取り込んで、更なる業界の発展に繋げていってほしいものです。
中国トイガンや初期アフについて情報発信していきたい
つい最近までの3年間、仕事の都合で中国に住んでおりました。
一通り中華トイガンメーカー知識や情報網は心得たので、今後も中華トイガン市場は時折見回りつつ面白いと思った情報はブログに上げていきたいと思います。
おそらく直近で中国にいた日本人の中では指折りのガンマニアだと思いますので、中国にいたからこそ見える、中華最新トイガン事情をブログで発信していきたいと思っています。
また、本来の趣味である初期アフガングリーンベレーへの興味も尽きる気配が全くないので、その界隈も併せて、今後もニッチな考察記事を載せていく予定です。
もし中国トイガンや、初期アフガンに興味をお持ちであれば、ぜひ一度私のブログに足をお運びいただけると幸いです。