Trijicon SOTAC RMRタイプのドットサイトをレビュー!
SOTAC RMRタイプドットサイトをレビュー!
実物はTrijicon RMR(Ruggedized Miniature Reflex)は7075-T6アルミニウムという航空機やロケットなどで使われる材料で構成されるMIL-スペック基準の光学機器です。
その形状から特許を取得しており衝撃を吸収し、レンズの応力を生かし耐久性をえているとか。ドットの大きさなどもいくつか大きさ違いのバリエーションも存在します。本体が非常に小型なためその特性を生かしスコープなどにタンデムされたり、オフセットでバックアップサイトにしたり、ハンドガンにマウントされたりする姿を写真でよく見かけます。
SOTAC RMRタイプドットサイトを開封
内容物はRMR本体、ラバー製カバー、六角レンチ2本、クリーニングクロス
販売サイトには日本語説明書、保証書付きとの明記でしたが同梱はされてませんでした。
電池はもちろん別売り。
本体は金属製で質感は悪くないです。
<PATENT PENDING>特許出願中とは…雰囲気出すにしても特許侵害しているのはこの商品なのでは…
<MAID IN USA>は完全に嘘だとおもいます。(笑)
レンズはルビーコートっぽい加工がされています。
コーティングはともかくレンズ自体の強度はそこそこありそうな雰囲気。
エベレーション(縦軸調整)ダイヤルは軽く回すとクリック感もあります。
その上にある6角ねじを付属のレンチで外すと本体とマウントが外れ電池を入れることができます。
ビンテージ(横軸調整)ダイヤルもクリック感があり軽い力で回すことができます。
このモデルはRM07というモデルのコピーのためしっかりとその表示と
2PE1:19の文字もコピーされてます。
これはペテロ第2の手紙1章11節を指していて
「こうして、預言の言葉は、わたしたちにいっそう確実なものになった。貴方がたも夜が明け、明星がのぼって、貴方がたの心の中を照すまで、この預言の言葉を暗やみに輝くともしびとしてそれに目をとめているがよい。」
という意味だそうです。
その下にあるのが輝度調整ボタン。
マイナスを繰り返し押し続けると消灯、反対側にプラスボタンがあり、6段階の輝度調整ができます。
SOTAC RMRタイプドットサイトの価格
AMAZONで2021年10月現在4680円でした。
質感の割にはお手頃感はあります。
しかしレビューでドットが点かなくなったという記事を散見しました。
少し不安は残るところではあります。
バッテリーは?
このねじを外すとマウントと本体が分離し
このような状態になります。
使用電池はCR2032。プラスが下向きになります。
取付時にマグネットが入っていて電池を吸着する機構はなかなか良いと思いました。
SOTAC RMRタイプドットサイトの使用感をレビュー
これは一番明るくした状態。
一番暗い状態は映りませんでした。(笑)
しかしドットはかなり薄くまで減光できます。
サバゲーでの実用には全く問題ないレベルかと思います。
例えばスコープにタンデムしていざというときの近接に備える
ボルトアクションに載せてますがこのスタイルは無いでしょうね。(笑)
アサルト系のライフルならこの組み合わせはアリかと思います。
メインで使うなら小型な銃器のほうがコンパクトで取り回ししやすくなるかもしれません。
P90はもともとレール部が高い設計の銃器なのでハイマウント代わりなって非常に使いやすい感じがします。
非常に使いやすく感じます。
装備などにも引っかかることも少ないかと思います。
小型な銃器ということでMP7にも載せてみました。
でも商品レビューで多く書かれていた耐久性の部分が不安なこともありガスブローバックや次世代電動ガンなどには使用するのは躊躇してしまいます。
スタンダード系の反動が無い銃器で使うのがよさそうですね。
SOTAC RMRタイプドットサイトのレビューまとめ
ガスブローバックMWSで100発程打ってみましたがドットが消えるようなことはありませんでした。
まぁ100発程度で消えると、そもそもお話にはならないでしょうけど。(笑)
質感は悪くないですがドットが気持ち大きいモデルなのでサバゲーで使うには問題ないと思われますがシューティングとなると少し見ずらい印象があるかもしれません。
ただその小型、軽量な特性から使いどころはかなり色々見つけられるでしょう。
また慣れれば非常に見やすいドットサイトです。
しかしやはり不安なのは耐久性です。
実物はAMAZONで10万前後のサイトもありました。
考え方ですが、5千円前後のものを割り切って使い捨て感覚で入れ替えていくか、思い切って実物を買うか。
どちらにしてもかなり振り切った選択肢と思います。
例えば、以下の商品はいかがでしょうか。
ホロサンドットサイト HS510C HOLOSUN
実物の約半額。
今回のRMRの約8倍。(笑)
でも信頼性は実銃メーカーなのでお墨付きはありますよね。
ベクターオプティクス ドットサイト Frenzy 1x20x28 Vector Optics SCRD-35
などは実銃メーカーだけあって比較的信頼が持てると思います。
ベクターオプティクス ドットサイト 1×18 Vector Optics RDSL01
これはベクターオプティクスでもかなり近い価格帯なのでは無いでしょうか。
こっちのほう信頼性はレプリカの倍以上はあると思います。(笑)
いずれにしても今回気になったのはレビューに数多あった耐久性への不安でした。
すぐ壊れるかもしれない商品に対して5千円って安くないですよね?
ちょっと足しても信頼のおける物に投資したほうが良いような気分になりました。
いざというときに使えないかもしれないという信頼がおけないのは気を使います。(笑)
この記事が皆様のお役に立てたなら幸いです。