UFC T1タイプドットサイトのレビュー
UFC T1タイプドットサイトのレビュー
以前はaimpoint comp M2がブームでしたが(ブラックホーク・ダウンの影響か?)、ここ数年はコンパクトさが売りのT1タイプが増えています。
とある海外メーカーは、電動ガン本体に「初回限定」と言う形で付属させていました。そのくらい最近ではポピュラーなドットサイトだと言えそうです。
ufc t1ドットサイトの価格帯
価格は約5000円ほどで、同社のcomp2タイプと比べるとやや高めの価格設定です。それでも、他社(vectoroptics)のT1タイプ製品と比べると安価な設定ではあります。
ufc t1ドットサイトの外観
外観はそこそこ再現性も高く、タイプ製品と言えど悪くないです。対物側レンズはミラーコーティングされています。タイプ製品に良く見られる処理です。
付属品は、ラバー製のレンズカバー、クリーニングクロス、マウント固定用のヘックスレンチです。
ufc t1ドットサイトのバッテリー(電池)
CR1632ボタン電池にて赤色5段階、緑色5段階に明度を調整できます。バッテリーは輝度調整ダイヤル部分のカバーを外すことで行います。
カバーを外す際はコインドライバーか硬貨で行うと良いと思います(私はコインドライバーを使用しています)。
販売サイトによっては電池が付属しないこともあります。ufc t1 ドットサイトの見え方
グリーン、レッド共、レベル1、3、5、にしています。グリーンの場合、1~3はあまり変化が無い様に思えます。レッドの場合はやや変化有りかな?と言うくらいです。
レベル5だとどちらもかなり明るいので、晴天の屋外でも十分使えると思います。
ufc t1ドットサイトの調整
本体左側面のダイヤルを回すことで赤、緑の切り替えと光度の調整を行います。赤、緑の2色で輝度5段階です。
レティクルのゼロインも、調整ダイヤル部分のキャップを外すとキャップ部分が調整ツールになっているので、特に工具を必要とせずに調整が可能です。
ufc t1 ドットサイト種類紹介
左からUFC製、VECTOROPTICS製、HOLOSUN製、PRIMARY ARMS製のT1タイプドットサイトです。
サイズ的にはPRIMARY ARMS製がやや大きめで、他の製品はほぼ横並びのサイズ感です。レティクルはどの製品もドットのみですが、HOLOSUNのみレティクルの色がゴールドです。(VECTOROPTICSとPRIMARY ARMSは赤のみです)
レンズの透明度はUFC製を除く他の3製品は同じくらいですが、UFC製がやや暗めです。この辺りは多少なりとも価格差と言えるので仕方ないと思われます。
一番クリアと思われるHOLOSUN製は価格が2万円越えなので当たり前と言えば当たり前ですね。
ufc t1ドットサイトを使ってみた感想
マルイ製M870タクティカルやP90、ステアーAUG-A3などであれば付属のローマウントのままでも使用可能です。
マルイ製89式やM4カービンなどのアサルトライフル系では覗きにくいです。
LayLaxなどから発売されているハイマウントライザーを使用すると、フェースガードを使用しなければかなり使いやすくなります。それでもフェースガードを使用するとやはり覗きにくくなります。(フェースガード必須のフィールドもあるようなので)
そうなるとハイマウントが必要となります。T1/T2用のマウントが各種発売されています。(画像はスカラーワークスタイプとナイツタイプです)
UFC製T1タイプはマウント取り付けネジの前後ピッチのサイズが通常とは違うため、そのままでは取り付けできません。(実測値ですが通常T1タイプは前後長35mm、UFC製T1タイプは38mmでした。標準マウントの取り付けネジ穴の片側が長穴なのも理解できます)
こんな時はエボログさんが販売しているマウント変換くんを使用すると解決します。
スカラーワークスタイプマウントに取り付けてみました。付属のネジで、3Dプリンター製の変換くんを取り付けるだけです。
あとは付属のマウントで取り付けるだけです。これでフェースガードを使用しても覗くことができます。
総評としては、最初のT1タイプドットサイトとしては使いやすいドットサイトなのではないでしょうか?価格も抑えられており、サバイバルゲーム初心者には問題無く使用できる製品です。
使い込んでいくうちに「もう少しクリアで輝度調整の幅がある製品が使いたいと」思うようになるでしょう。そう思うようになってから、VECTOROPTICSやHOLOSUN、PRIMARY ARMS、ノーベルアームズなどのもうワンランク上の製品を選択すると良いと思います。
サバイバルゲームを始めた頃は光学機器の被弾もあると思います。そのような時に高価な光学機器だったりすると悲惨な結果になります。装備などと同様に、ゲーム技術のレベルアップと共にグレードアップすることをおすすめします。
まとめ
UFC T1タイプのドットサイトは初心者におすすめのドットサイトです。価格も控えめなので、被弾したとしても経済的な被害は抑えられます。
サバイバルゲームの腕が上がってきてから、少しずつ高額なドットサイトを利用するようにしましょう。