【初心者向け】ホロサイトってなに?種類やおすすめの商品を紹介
「ホロサイトってなに?」
「ホロサイトは何に使うの?」
このような疑問をお持ちのサバゲー初心者の人は多いでしょうか。
ホロサイトは光学照準器のひとつで、近距離や中距離での銃撃戦が多いサバゲーでは上級者でも良く使います。
この記事では、ホロサイトの機能やホロサイトの種類などを解説します。
また、最後にはサバゲー初心者におすすめのホロサイトも紹介していくので、ホロサイトについて調べている人はぜひ参考にしてください。
0.ホロサイトとは?
ホロサイトと聞いても、どんな性能をしているのか、どう使えば良いのか分からない人も多いでしょう。そこで、まずはホロサイトについて詳しく説明していきます。
実銃用の光学照準器のこと
ホロサイトは、アメリカのEotech社が開発・製造している光学照準器のことを言います。光学照準器は、銃などの照準を定めるために使われるもので、命中率を高めるために欠かせないアイテムです。
近距離での銃撃戦時に使われることがほとんどで、素早いエイムを行うために使用します。また、ホロサイトの技術は、1946年にミシガン大学で行われた研究の一部が起源です。
ホロサイトの機能
- 光点の仕組み:レーザー
- 特徴:斜めから覗き込んでも光点の位置に弾が飛ぶ
ホロサイトの機能は上記のとおりです。ホロサイトは、どのような覗き込み方をしても、光点の位置を標的に合わせるだけで、正確に射撃できます。
そのため、後述するドットサイトなどと比べると、急いでエイムが必要な場面でも相手に弾を当てやすくなっています。
ホロサイトとドットサイトとの違い
ホロサイトに似た光学照準器の1つにドットサイトがあります。ドットサイトも、ホロサイトと同じく中近距離で使う光学照準器です。
どちらも似た特徴を持つ光学照準器ですが、ホロサイトはレーザーで光点を映すのに対してドットサイトはLEDで光点を映す違いがあります。その他にも違いは複数あるため、次の項目で詳しく見ていきましょう。
ホロサイトの種類
アイアンサイト | ドットサイト | スコープ | |
射撃性 | 狙いにくく時間がかかりやすい | 素早く暗い場所でも狙いやすい | 長距離で肉眼では狙いにくい距離で使いやすい |
エイミング | 凹型の照門の溝の間に合わせる | レンズの中心に照準を合わせる | レティクルを照準に合わせる |
調整方法 | 標準装備のため不要 | ゼロイン調整 | ゼロイン調整 |
上記の表は、アイアンサイト・ドットサイト・スコープの射撃性やエイミング、調整方法を比較した表です。
すべてのホロサイトが、エイミングのために使うものですが、特徴はそれぞれ異なります。ここからは、1つずつ特徴を解説していくので見ていきましょう。
アイアンサイト
エアガンに標準装備されているサイトのことをアイアンサイトといいます。比較的新しいエアガンの場合は、アイアンサイトを取り外せることが多く、不要な人は取り外すことも可能です。
アイアンサイトはホロサイトなどと比べて、性能面などが劣っています。そのため、ホロサイトやドットサイトなどが電池切れを起こしたときの、予備に使われることがほとんどです。
予備として使われることが多いため、持ち運びしやすい折り畳めるアイアンサイトなどが人気があります。アイアンサイトのみでは、近距離戦でのエイムが難しくなるため、あくまでもホロサイトやドットサイトの予備として使うものだと覚えておきましょう。
ドットサイト
ドットサイトは、ホロサイトに非常に似た光学照準器です。ホロサイトと比較するとドットサイトはシンプルな仕組みをしており、サイトを覗き込むと光のドットが見えます。この光のドットを標的に合わせて撃つだけで弾を標準の場所に飛ばせます。
仕組み上、初心者でもエイムが素早く行えますが、ホロサイトとは異なり正面から覗き込まないと光点の場所に弾が飛ばないデメリットを持っています。そのため、ホロサイトのほうが近距離戦時のエイミングは簡単です。
ですが、ドットサイトのほうがバッテリー持ちが良かったり、ホロサイトより安価なケースが多いなどのメリットもあるため、選び際のポイントとして覚えておきましょう。
スコープ
スコープは、遠距離の相手にエイムを合わせるときに使う照準器です。実際の戦争やFPSゲームなどでは使用頻度が高い照準器ですが、サバゲーの場合は長距離射撃を行う機会がほとんどありません。
そのため、サバゲーで使う場合は中距離戦で使うことになります。ですが、中距離戦で使う場合はスコープの性能を活かしきれないため、機能性を求めて購入するケースは少ないでしょう。
しかし、スコープはエアガンの装飾品として他の照準器よりも人気があります。あまり使っていないエアガンや、見た目はお気に入りなものの使わなくなったエアガンなどに装着すると、より格好良く見えるためおすすめです。
サバゲー初心者におすすめのホロサイト3選
ここからは、サバゲー初心者におすすめのホロサイトを3つ紹介します。
- エボギア
- EOTech
- 実物ホロサイト
サバゲー初心者の方でも手を出しやすい価格帯で、高品質なホロサイトの中からおすすめの3つを紹介していくのでご覧ください。
エボギア(Evolution Gear)ホロサイトEOTech EXPS3-2タイプ
エボギア(Evolution Gear)ホロサイトEOTech EXPS3-2タイプ | 詳細 |
レティクル切り替え | レッド/グリーン・光量19段階調節 |
対応レール幅 | 20mm |
ゼロイン | 可能 |
電池 | CR12A 3Vリチウム電池 |
付属品 | 六角レンチセット 電池 本体カバー |
価格 ※2021年5月時点 |
12,300円 |
エボギア(Evolution Gear)ホロサイトEOTech EXPS3-2タイプは、レプリカタイプのホロサイトです。レプリカタイプではありますが、性能が十分でサバゲーを満足に楽しめます。
六角レンチセットなどが付属しているため、エボギア(Evolution Gear)ホロサイトEOTech EXPS3-2タイプを購入するだけで、エアガンへの装着まで簡単に行えます。別途購入するものがないことや、性能の十分さからコストパフォーマンスを優先したい初心者におすすめのホロサイトです。
※現在品切れ
ホロサイトEOTech EXPS3-2タイプ
ホロサイトEOTech EXPS3-2タイプ | 詳細 |
レティクル切り替え | レッド/グリーン・光量調節20段階 |
対応レール幅 | 20mm |
ゼロイン | 可能 |
電池 | CR123A 3Vリチウム電池 |
付属品 | 六角レンチセット |
価格 ※2021年5月時点 |
4,380円 |
ホロサイトEOTech EXPS3-2タイプは、レプリカタイプのホロサイトです。映画「Zero Dark Thirty」で実物のホロサイトEOTech EXPS3-2タイプが使われていたため、欲しいと感じていた人も多いかもしれません。
ホロサイトEOTech EXPS3-2タイプは、操作ボタンがサイドに設置されています。そのため、倍率コンバーターなどと併用したときでも操作性が抜群です。また、六角レンチセットも付属しているため、ホロサイトEOTech EXPS3-2タイプの購入だけで装着まで行えます。
レプリカタイプではありますが、再現度が高いためリアルなホロサイトを求めている人におすすめです。
実物ホロサイト EOTech 512.A65
ホロサイトEOTech EXPS3-2タイプ | 詳細 |
レティクル切り替え | 光量調節20段階 |
重量 | 326g |
ゼロイン | 可能 |
電池 | 単三電池2個 |
付属品 | なし |
価格 ※2021年5月時点 |
72,800円 |
実物ホロサイト EOTech 512.A65は、レプリカではなく実物のホロサイトです。そのため、レプリカより価格が圧倒的に高くなってしまいます。価格は時期によって変わりますが安い時期は50,000円台で購入可能です。※2021年5月時点では70,000円台。
実物ホロサイトのため、レプリカより高額にはなるものの、レプリカでの失敗を避けたい人や実物ホロサイトを購入したほうがモチベが上がる初心者には実物ホロサイト EOTech 512.A65がおすすめです。
実際にアメリカ軍が採用しているホロサイトのため、サバゲーで使っても性能は抜群に優れています。光点のサイズが小さいため、ブースターと併用したときにも精密射撃が可能です。そのため、ブースターとの併用を考えている人にもおすすめします。
まとめ
この記事ではホロサイトについて紹介してきました。
ホロサイトは実銃用の光学照準器のことで、サバゲー初心者の人だけでなく上級者の人も使います。ホロサイトを使用することで、中近距離でのエイミングが素早くなるため、サバゲーを楽しみたい人は購入を検討しましょう。
この記事で紹介したホロサイトは、初心者の人でも手を出しやすいものから、上級者になるまで長く使えるものだけを紹介しています。そのため、どこのホロサイトを購入するべきか迷っている人は、この記事で紹介したホロサイトから選んでみてはいかがでしょうか。