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EOTechのホロサイト タンカラーの551をレビュー!

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現在フリーランスという名の主夫。 エンタメ業界を細々とタイトロープしてます。 主な仕事は家事全般。あと、加工してポン付け。

ホロサイトと言えば代名詞はEOTech、と言っても過言ではないかと思います。その魅力は、バトルプルーフされた性能と、必要とされる仕様で様々なモデルが選択できること。

今回はその中で、TANカラーの551と呼ばれるモデルを紹介したいと思います。特定の年代の、米軍特殊部隊装備を再現する際には必須に近いアイテムです。

EOTech 551

EOTECH HWS 551は、NVモード付きのホロサイトになります。同筐体でNV無しのモデルは、511というモデルになるようです。現在では551は製造終了となっています。

バッテリーは単5電池を2本を使用します。入手性は良いものの、CR123A電池を使用するモデルと比べると、電池寿命は極端に短くなっているようです。

初期モデルに近い形状のため、レティクル光量の増減ボタン、NVモード切替ボタンは接眼レンズ側、背面にあります。

レティクルの光量調整は20段階、NVモードに切り替えると10段階の調整が可能になります。レティクルは外側に65MOAのリング、中心に1MOAのドットという配置になります。

エレベーションとウィンデージ調整ダイヤルは、本体右側面にあります。

全長 102 mm  (4 inches)
重量 250 g (8.8 oz)
仕様電池 単5 × 2本
電池寿命 200時間(12/20段階時)

現在は次世代のモデルに切り替わってしまっているため、今回はレプリカをレビューしてみます。なお、今回の紹介するレプリカは、下記の内容が実物と異なります。

  • ホロサイトではなくホロサイトを模したダットサイト
  • NVモードは無く、NVボタンはレティクルカラーの切り替えに使用(赤と緑)
  • レティクル光量調整はレッド、グリーンともに15段階
  • バッテリーは単5電池2本ではなく、LR44ボタン電池を4個使用(と商品販売ページに記載)

EOTech(イオテック) 551タイプホロサイトTAN/ダットサイト/ドットサイトを開封

久しぶりに、プラスチックパッケージではないレプリカサイトを手にした気がします。

今回のレプリカホロサイトの同梱物は、一例として下記の通りでした。ロットや流通経路の違い等で、同梱物が変わる可能性があります。

パッケージ

EOTech(イオテック) 551タイプホロサイトTAN/ダットサイト/ドットサイト

レプリカホロサイト本体になります。ビニール袋に包まれていました。本体カラーはTANになります。電池最近の光沢のある色調ではなく、光沢のない塗装的な色味でした。

LR44ボタン電池が2個、本体にセットされていました。購入した商品紹介ページには、

と記載されていましたが、2個で動作するように電池カバー部分の端子形状が変更されているようです。

フリップアップレンズカバー

フードを取り外してから付けるタイプのフリップカバーです。

QDレバー

標準で付いているネジの物と交換して使用する固定金具です。

レンズ拭き

レンズを吹くための布です。

六角レンチ(2mm)

フードを取り外して、フリップアップレンズカバーを装着する際とQDレバーに交換する際に使用します。

EOTech(イオテック) 551タイプホロサイトTAN/ダットサイト/ドットサイトの使用感

外見

外見上の再現度は、ぱっと見は高い感じです。

よくある差異としては、ロゴの形状や位置の違い、使用フォントの形状やサイズ、位置の違い、ネジ種の違い(トルクスをヘックスに変更)というあたりでしょうか。

電池

LR44ボタンを4個使用する、と商品説明には記述があったのですが、実際は2個セットされていて、2個で動作しました。

電池のセット方向ですが、本体側の電極に+と-のモールドがあります。また、電池ボックスの蓋部分は樹脂製で、成形色は黒、TANカラーは塗装でした。

レンズ

対物側はレプリカホロサイト特有の、映り込みの激しいミラーコーティングでした。接眼側はレティクルの視認性を高めるための、暗めのコーティングとなっています。

対物側、前面からは、角度によってレティクル表示用のLEDの光が見えるタイプです。NBのホロサイトレプリカによくある感じでしょうか。

レティクルカラーが切り替えられるドットサイトはコーティングが暗めになる印象なので、アイテムとしては面白くても実用度では若干落ちる印象です。

操作ボタン

初期のEOTech ホロサイトと同じく、本体後部に光量の下矢印(マイナス)、上矢印(プラス)ボタンがあります。

電源はマイナスもしくはプラスを押すとONになり、両方のボタン同時押しでOFFになります。ボタンにはクリック感はありませんでした。

レティクルの光量切り替えは、20段階位あるような気がします…。プラスを押すと光量が段階を経て強くなり、最大の光量になった後はそれ以上明るくなりません。マイナスの場合も同じく、光量が段階を経て弱くなり、最小の光量になった後はそれより暗くなりません。

レティクル

実物の551の場合、レティクルはサークルとドットの組み合わせで、外周65MOAのリング、中心に1MOAのドットという配置でしたが、今回のレプリカの場合、外周のリング、中心に3つのドットという配置になります。

こういったモデルも実物には存在したんですかね…?

なお、(お約束通り)レプリカのためドットサイトとなります。

赤のレティクルの視認性は屋内ではそれなりにあるものの、屋外ではほとんど見えないかもしれません。緑は輝度が高いものの、最大光量付近でレティクルが二重に表示されたりと、レンズの暗さも相まって実用面ではあまりお勧めできない印象でした。

ヴィンテージとエレベーション

本体右側面に、ドライバーやコインなどで回すレティクルの左右、上下調整用ネジがあります。ネジにクリック感は無く、スルスルとどこまでもまわりました。

使用する個体や銃、マウント位置などで、レティクルの調整範囲が変わることもあり、今回はどの程度まで調整可能かは突き詰めませんでした。

レイルへの固定

本体左側側面にあるネジを絞めて、レイルへ固定します。オーソドックスな固定方法です。

同梱のオプション

マニュアルに特に記載はなかったQDスルーレーバーとフリップアップレンズカバーの装着は、下記手順で行いました。

  1. 本体の左側面にあるレイル固定ねじと樹脂製のネジ受けを取り外す
  2. 本体の両側面にあるヘックスのフード固定ねじを4本外す
  3. フードを前にスライドさせて本体から取り外す
  4. 本体の右側面下部にあるレイル固定ねじ受けを取り外す(バネが2本あるので注意)
  5. 取り外したフードにフリップアップレンズカバーを取り付ける(前後があるので注意)
  6. 本体の右側面下部にあるレイル固定ねじ受けを、QD用の物に交換する(バネを2本取り付けるので注意)
  7. フードを本体にスライドさせて固定する(レイル固定ねじ受けがバネの力で飛び出しているので注意)
  8. 側面四か所にヘックスのフード固定ねじを取り付ける
  9. QDレバーにレイル固定ねじについていた樹脂製のネジ受けを取りつけ、本体に差し込んでから逆側のネジをフードの上から締め付ける

レイル固定ねじはQDレバーが一番緩んだ位置で、本体から爪が飛び出ないくらいに調整するのが良さそうです。

セットアップ例

EOTech(イオテック) 551タイプホロサイトTAN/ダットサイト/ドットサイトのまとめ

今回紹介したレプリカのEOTech(イオテック) 551タイプホロサイト、如何だったでしょうか。

外見上のアイテムとしては、使用する銃器との色味があえば、中々存在感もあり良いかもしれません。その場合はパーツの形状など、細かな部分で多少手を加える必要もありそうです。

一転、実用として使用するには色々と難点に感じる箇所もあり、個人的にはお勧めしにくい印象でした。

実物はモデルチェンジしたために生産は終了していて、一番新しい新品物でもそれなりの年月が経ってしまっているので、EOTechの持病を考えると手を出しにくい気がします。

EOTechのホロサイトは型番によっては輸出規制されていて、物によっては実用面よりは装備面で必要になることもあるので、こういったレプリカ商品の存在を全面的に否定することは個人的にはできませんが、光学機器は使ってこそ、という面もあるので難しい問題ですね…。

ホロサイトとしての実用品を求めるならば、価格はそれなりになりますがつぼみアームズで扱っているEOTechの現行モデルが良いかと思います。正規流通品なので、万が一の際の故障や修理など、EOTech社の保証を受けることができます。

また、サバイバルゲームなどで使用する光学照準器として、それなりの性能の物や、コスパに優れたものを、という場合は下記の物は如何でしょうか。

ベクターオプティクス ドットサイト マーベリック GENII-MIL SCRD-39

引用:ベクターオプティクス ドットサイト マーベリック GENII-MIL SCRD-39

商品名 ベクターオプティクス ドットサイト マーベリック GENII-MIL SCRD-39
重さ 183 g (6.4 oz)
光量調整 11段階
対応バッテリー CR2032 x1
価格 ¥9,980(税込)

Aimpoint T1互換系の、小型でチューブ式のドットサイトです。QD式のマウントやキルフラッシュなど、後から追加で買うには値が張るオプションが最初から付属しています。

ボディーカバー色が違うSCRD-38というモデルもあります。

ベクターオプティクス ドットサイト マーベリック 1×22 GENII SCRD-12II

引用:ベクターオプティクス ドットサイト マーベリック 1×22 GENII SCRD-12II

商品名 ベクターオプティクス ドットサイト マーベリック 1×22 GENII SCRD-12II
重さ 188 g (6.6 oz)
光量調整 11段階
対応バッテリー CR2032 x1
価格 ¥7,500(税込)

上で挙げたドットサイトの、前の世代のモデルになります。厳密には、設計が違う為別物という話もあるそうですが、外見や付属品、性能面での違いもありその分価格差があるため、キルフラッシュが不要でしたらこちらもおすすめできるかもしれません。

ベクターオプティクス ドットサイト マーベリック 1×22 SCRD-12

引用:ベクターオプティクス ドットサイト マーベリック 1×22 SCRD-12

商品名 ベクターオプティクス ドットサイト マーベリック 1×22 SCRD-12
重さ 185 g (6.5 oz)
光量調整 11段階
対応バッテリー CR2032 x1
価格 ¥6,400(税込)

ある意味、Vector Opticsの名を一番有名にしたモデルかもしれません。上で挙げたドットサイトの、さらに前の世代のモデルになります。

付属品も必要充分で、性能の怪しいノンブランドのドットサイトを使うよりは、こちらの方をお薦めします。

元の値段が安い分、オプションの購入に予算を割いて、例えばラバー製のT1用ドットサイトカバーを被せて使うのも良いかと思います。

 

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